『便の状態と健康の関係性』山口市まもる整体サロン新山口店

便の状態は、体調や健康状態を反映する重要な指標の一つです。便の色、形、硬さ、頻度などが変わることで、消化器官や全身の健康状態に関する手がかりを得ることができます。以下に便の状態と体調の関係性について説明します。

1. 便の色
茶色:
正常な便の色で、胆汁によるものです。
黒色:
上部消化管（胃や小腸）からの出血や鉄分の過剰摂取が原因となることがあります。
赤色:
下部消化管（大腸や直腸）からの出血が考えられます。
白色または灰色:
胆汁の不足が原因で、肝臓や胆のうの問題が疑われます。
緑色:
食べたもの（特に緑色の野菜）が原因のこともありますが、消化が早すぎることを示す場合もあります。

2. 便の形状
硬い便（コロコロ状）:
便秘や水分不足が考えられます。
柔らかい便:
通常、適度な水分を含んでおり健康的ですが、過度に柔らかいと消化不良やストレスが原因となることがあります。
水様便:
下痢を示し、感染症や食中毒、アレルギー、腸の炎症性疾患などが原因となることがあります。
細い便:
大腸や直腸に何らかの障害がある可能性があります。